顎運動機能検査

当院では、ウィーン大学のAxiographというコンピューターによる顎運動解析装置を使って顎関節の機能を解析し、顎関節の異常を診断する検査を行って います。
主に顎関節症の診断や、顎機能運動のデータを参考にしながら補綴(かぶせもの)を製作するときにも使用しています。
顎関節症のなかでも、関節を保護している関節円板にずれが生じると、口が開けづらくなったり、関節周囲の筋肉に 痛みを訴えることがあります。
そのような場合に、顎関節の運動量や回転量を計測することは、関節円板の異常を把握する診断の一助となります。
この装置の特 徴は、二つのスタイラスにより回転量を計測することが出来ることです。正常顎関節の回転量は30度以上であることが一つの目安です。


検査記録中

アクシオグラフによる検査記録中

2本のスタイラス

2本のスタイラス

下顎頭と関節円板の正常像

下顎頭と関節円板の正常像

顎関節の構造

顎関節の構造

前進後退運動経路と咬頭嵌合位の重ね合わせ

前進後退運動経路と咬頭嵌合位の重ね合わせ

前進後退運動の矢状面、水平経路

前進後退運動の矢状面、水平経路

開閉運動時の滑走運動量と回転運動量

開閉運動時の滑走運動量と回転運動量

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